AWS認定試験を自宅から受験する方法

IT

AWS認定試験が自宅から受けられるって聞いたんだけど本当?どうやって受験するの?

という疑問に先日AWS認定試験自宅から受験した経験をもとに答えます。自宅からのオンライン試験は快適に受けられます。
*2021年1月時点での情報をもとにしています。

予約から受験までの流れ

試験の予約

AWSの試験予約サイトからピアソンビューでの試験予約を行います。

「ピアソンVUE試験の管理」を選択するとピアソンVUEの試験予約サイトに移動するので、事前承認済み試験から受けたい試験を選択します。

試験オプションで「自宅または職場からオンラインで」を選択します。

注意事項への合意、試験言語の選択、試験日程の選択、支払いへと進んでいきます。

オンライン受験用アプリケーションの事前動作確認

オンライン試験は専用のアプリケーションを試験を受ける際に利用するPCにダウンロードし、アプリケーション上で試験を受けることになります。
試験の予約確定前にアプリケーションの動作確認の事前チェックを行うことができます。

ピアソンVUEの試験予約ページからテスト事前確認ページに移動し、環境チェックをおこないます。

テスト事前確認ページで試験用の「Run system test」から事前チェックに進みます。

事前チェックはアプリケーションをダウンロード、テストコードのダウンロード、テスト実行の3ステップです。アクセスコードをコピーし、アプリケーションをダウンロードします。

ダウンロードしたアプリケーションを解凍し、開きます。

先程コピーしたアクセスコードをを入力して進みます。

マイクチェック、インターネットチェック、カメラチェック、注意事項の確認が行われます。

進んでいくと試験のときに使われるのと同様の試験画面が表示されます。ここではスクリーンショットやブラウザの使用が制限されます。

チェックが無事終了すると合格画面が表示されます。

*アプリケーションは高頻度でアップデートされているようなので、画面に相違がある可能性があります。

試験当日

試験を予約した時間の30分前からチェックイン可能です。予約時間より15分以上遅れた場合は、試験を開始することはできず、返金されないとの注意書きがありました。

30分前になるとオンライン試験監督員がオンラインになります。

事前にテスト、試験の言語を日本語にしていた場合はオンライン試験監督員は日本語で対応してくれます。

本人確認書類の確認
免許証、パスポート等本人確認ができる書類の写真を携帯からアップロードしました。

試験場所(試験を受ける机)の写真のアップロード
机の写真を前後左右4方向から取ります。携帯からアップロードしました。

試験会場(試験を受ける部屋)の状態の確認
PCのカメラで部屋を一周映し、隔離された部屋であることを確認します。また、机の上にものが置かれていないことを再度確認します。

注意事項の確認
オンライン試験監督員から試験前の注意事項がチャットで伝えられ、合意すると試験が開始されます。

試験用のアプリケーションについて

ピアソンビューの試験用アプリケーションは試験中にスクリーンショットやチャット等の操作ができないように制限するものです。

当然ですが、試験中にブラウザを開いて検索する、人とチャットをするといった不正行為ができないようになっています。

また、試験中はオンライン試験監督員がカメラを通して監視しているため、携帯を見る、人としゃべるなどの行為もできません。(手を口元に当てていたら一度注意されてしまいました。)

PCのスペックによっては、アプリケーションの動作が重いこともあるようです。テスト前の事前チェックをしっかり行うようにしましょう。

試験中にアプリケーションでできること

試験問題を解く、残り時間を確認すること以外に特筆できる機能をあげます。

見直したい問題にフラグを立てる
フラグを立てた問題は問題一覧の画面から確認することができます。

メモを取る
試験を受ける机の上にメモ用紙やペンを置くことができません。その代わり、メモ帳機能があります。紙でのメモのように図がかけないのはやりづらかったです。

オンライン試験監督員を呼び出す
オンライン試験監督員に質問があるときにチャットを開いて質問をすることができます。

オンライン試験の禁止事項

以下、予約時の注意事項の確認からの抜粋です。

オンラインプロクター試験では、上記のすべての規則、ポリシー、手順、および以下の項目に従う必要があります:

  • 試験中はすべての私物を手の届かない場所に保管してください。試験中に私物を所持したり、アクセスすることはできません。
  • 私物には、(携帯電話やスマートフォンを含む)電子機器、時計、カメラ、その他の記録機能付きの機器、鞄、ビジネスバッグ、財布、書籍、ノートなどが含まれます。
  • いかなる理由でも、試験中は受験用PCの席から立ち上がったり、離れたりすることは認められていません。これには、トイレの利用やその他の休憩の場合も含まれます。
  • 試験中のメモ用紙の使用やメモ行為は認められていません。
  • オンライン試験監督員(プロクター)から指示された内容にはすべて従う必要があります。
  • 試験中は、飲食物、薬、衛生用品へのアクセスは認められていません。これらの私物は手の届かない場所に保管されている必要があります。また、いかなる理由でも、受験用PCの席から立ち上がったり、離れたりすることは認められていません。

さいごに

自宅での受験は一人でテストを受けられる部屋と片付いた机があれば簡単に受けることができます。移動時間も人とのやり取りも必要なく、今後も活用していきたいと思いました。

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