AWS solution Architect Professional とは
AWSサービスを利用したアーキテクチャの構築を行う際に必要な知識があることを証明できる資格です。
ソリューションアーキテクトにはアソシエイトレベルと、プロフェッショナルレベルの2段階があります。プロフェッショナルレベルは2年以上のAWSを用いた実務経験がある人を対象とした試験でAWS認定資格試験の中では最高難易度と言われています。出題範囲が広く、様々なサービスについて使い方を知る必要があります。
会社によっては資格手当がもらえたり、転職の際に有利になる(より高い年収が見込める)ことがあるようです。https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-professional/
勉強方法
AWS solution Architect Professional の資格勉強のために利用した教材は以下の3つです。
1.Web問題集

価格: ¥5,480
一番試験問題に近い問題集です。
実際の試験問題の半分近くがこのWeb問題集でやったことの類似問題でした。
2.Udemy

価格:¥2,970
Web問題集より難易度が高いように感じました。
設定値など細かい内容を問う問題も多く、Web問題集を解き終わった後に更に知識の強化をするのに良いと思います。
3.参考書
価格:¥2,970(参考価格)
プロフェッショナルレベルでは2021年時点で唯一の参考書です。一冊持っておいて俯瞰的に知識の総整理に使いました。
参考資料
AWSサービス別資料
サービス別にほどよいボリュームで内容がまとめられています。

ハンズオン資料
実際に手を動かしながらサービスを覚えるのが一番記憶に残る方法かと思います。
とても実践的な内容なので、作っていて楽しいと思います。

学習の進め方のポイント
基本的には問題を解きまくるという方針で勉強しました。
同じ問題を3回くりかえす
同じ問題集を3回繰り返しました。
最初の1,2回目は知らない内容が多いので、問題を解くことよりも問題の解説を読んで覚えることに注力しました。
解説で理解できないものを追加で調べる
触ったことのないサービスは解説で十分に理解できなかったため、AWS公式のサービスページ、BlackBelt、使ってみた系のブログで理解を深めるようにしました。
調べた内容はサービスごとに要点をまとめていました。
参考
類似のサービスについて違いを理解する
RDSとDynamoDB、StepFunctionとSimple work flow、KinesisとSQSなど同じような使いどころのサービスについて違いを理解しておくべきです。
また、フェデレーションアクセスなど同じ目的のために複数の方式があるものは混乱しないように整理しながら学ぶと良いです。
1回目は解説を読む+わからない内容を調べることにかなり時間がかかると思いますが、大事なステップなので時間をかけてでも行うべきだと思います。
必要な勉強時間
4ヶ月ほどかかりました。
時間にして250時間くらいです。
費用
ソリューションアーキテクトプロフェッショナルの受験料は¥30,000です。
ソリューションアーキテクトアソシエイトを受験してから2年以内であれば、割引が使えます。
教材費や模擬試験の料金と合わせ、実際にかかった金額は以下の内容でした。
受験料 | ¥30,000 | ソリューションアーキテクトアソシエイトの受験から2年以内であれば、受験料が半額になる特典が使えます。 |
模擬試験 | ¥4,000 | ソリューションアーキテクトアソシエイトの受験から2年以内であれば、模擬試験が一回無料になる特典が使えます。 |
教材(Web問題集) | ¥5,480 | ダイヤモンド会員になる必要があります。 |
教材(Udemy) | ¥3,600 | セール中ならもっとお安くなります。 |
教材(本) | ¥2,970 |
価格は2021年1月時点のものです。
コメント